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詩集2017.4-2018.3

2017年度の詩の総集編。
新しい生活が始まっての、1年間。
どんな年だったのかが、よく出ていると思います。

以前のはこちら:

詩集2016.4-2017.3
http://zenon.jugem.cc/?eid=5902

詩集2015.4-2016.3
http://zenon.jugem.cc/?eid=5886

詩集2013-2015.3
http://zenon.jugem.cc/?eid=5775

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2017年

4.15 夜桜舞い散る中での夜中散歩

風に舞い 夜桜散りて 頬掠め
夜中散歩の 心地よきかな

4.20 当直明け、携帯待ち受けに映る恋人の笑顔に

待ち受けの 君の笑顔に 春来たり
 落ち着き戻る 直明けの朝

4.30 昭和の日に日当直、その明け

一夜明け 迎えし春の 陽気かな
昭和を偲びつ 防人(さきもり)立ちて

24時間 戦い抜いて
ようやく明ける 日当直

5.1 9ヵ月間の日本滞在を終え、アメリカへ戻る友人に

春風に 乗りて飛び発つ 学友よ
 同志盟友 学成りたまへ

5.5 中3日で祝日当番日の日当直、その怨み言

うらめしや 五月連休 崩れ去る
誰ぞ悪意も 無いと知りつつ

5.13 研修医時代の盟友の結婚式

素晴らしき 春爛漫の 契りかな
貴く香る 大志織りなし

5.20 某区医師会日本酒同好会

酒呑めば 春も恥じらう 甘露なり
若き双肩 未来担いて

5.27 家呑み翌日、空を見上げて

蒼穹を 飛行機翔ける 五月晴れ
何処へ往くのか 胸を躍らせ

6.1 詩ではないけど...happy daysの回億...

好い酒、佳い肴、善い女。
男として、これ以上何を望まんや。

6.21 あまりにも儚く、そして世界は闇に包まれた

儚きは 梅雨に潰えし 恋路かな
幸せ満ちた 日々今何処(いずこ)

6.27 Still, I have work to do.

When wings won't fly, they are but a burden.
Leave them behind, and you run lighter.
Regain your pride, to reach for the guerdon.
I'm one of a kind; a natural born fighter.

6.29 激動の六月後半が過ぎて行き、、、

あはれなり 水無月締めの 夜勤かな
 夜のしじまに 思ひぞ舞わせ

ホーホケキョ 春告鳥が 朝告げて
鶯鳴けば PHS(ピッチ)も応え
朝も忙し 直明け医
あはれ風情も あらぬと笑い
いそいそと 白衣羽織りて 朝の会議へ

7.7 七夕に寄せて

七夕や 出逢い別れて また出会い
輪廻の運命(さだめ) 天翔ける愛

7.14 もがきつつ前を向こうとしている時期

初夏の空 はるか愚昧ぞ 置き去りて
かなた夢みつ こなたいとなむ

7.17 七歩詩、吁嗟篇、感婚賦リスペクト

豆炒りて 鍋を飛び出す 勢いよ
食めば悟るか 炒りの足らぬを

五山越え 転蓬墜ちて 苔ぞ生し
束の間の虚仮 風吹きて逝く

断糸また 風飄飄と 揺蕩いて
春蕾結びし 良媒なるかな

7.20 引き続き、もがいている

梅雨明けて 曇天覆う 夜空かな
見立て満月 心に鎮め

7.24 自嘲

気が付けば オイラも既に ええ歳や
もう勝負など ついたと思へば

7.29 夜、急に仕事呼ばれて

夏夜夢の 歓楽包む 街はるか
吾れ医者一人 死と向き合いて

7.29 六祖フィーチャー

世有菩提樹、可賞明鏡台、
本領無一物、到処是塵埃!

7.31 動くゾ、と思い至る

独り寝の 部屋に響くは 蝉の音
募る寂寥 決意ぞ定む

8.2 船橋花火大会

夏の華 たまやかぎやと 散りにけり
 燻(くゆ)る煙に 想い揺らいで

8.11 夏コミ初日、TFT椅子にて

心地良き 小雨浴びたる 雀かな
涼しき曇天 真夏忘るる

8.13 夏コミ3日目終了

蝉の音や 戦士の列を 後押しつ
また会う日まで 別れ告げたる

8.14 焼津花火大会と磯自慢

夏華美 親友(とも)と吞み干す 磯自慢
見上げる思ひ 千々に瞬き

8.15 おじさん二人旅、焼津→京都→木更津

西行けば 盆の盛りの 旅の空
まどろむ合間に 景色過ぎ去り

稲荷山 暑気を払うは ひやしあめ
邪気を祓うは 御山の神なり

華閃光(はなびかり) 葉月夜空に はじけ飛べ
散りし大輪 また開くまで

8.20 コミティア、ビッグサイトにて

悠然と 過ぎ行く夏の 有明よ
憩う心ぞ 静かなりけり

8.26 親父殿と、しもみやにて

どうせ呑むなら 佳い酒呑まう
酔わば楽しき 親子酒

9.2 成田空港を散歩

風を切り 発つは何処や 秋の空
遠く馳せるか 俺も連れてけ

9.24 ここ数日間で会った友人達を思い出し

風を斬り裂き 走って来たるは
まさかの登場 犬娘

勢揃い よろ万屋、あづきゅん なゆみんに
てぃーけー、綾人 田村ゆかりん

たまほくどのと サンクリ一遊
東は西武で 西、東武

瞬時のみ 戦友真咲 再会し
見送る背中 また会う日まで

9.30 夜中3時までゲーセンからの午後起床

をかしかな 秋の夜長に 揺蕩うは
道楽者の 遊興耽りて

10.15 例大祭、コミ1、キャラ1

秋雨や 一面に咲く 傘の花

10.24 夜勤バッドハイ

丁度寝ようと思った瞬間に
 鳴る電話こそ夜勤の醍醐味w
俺の眠気を綺麗さっぱり
 奪った貴女は闇夜の姫君?
一体何だい?無理難題?
 切り裂かれたこの夜の静寂(しじま)
溢れるリリック俺の眼ぱっちり
 肌寒病院チョイと不気味
言葉止まらぬ言いたい放題
 台風去っても荒ぶる御魂(みたま)
ホントとっとと寝ちまえばいいのに
 ハイなイカれた医者 that's me!
Yeah...

久方の 秋晴れのぞく 勤務かな
時ぞ過ぎよと 待ち侘びたるは

10.29 熊本で学会

風呂浴びて 秋の熊本 舌鼓
自らもてなし 自ら嗤い

11.5 実際の心中は穏やかだったw

恨めしや 秋晴れ睨み 日当直
 果てなく続く 仕事よ滅べ

11.23 諸葛孔明を詠む

見渡せば 果てぬ秋風 五丈原
見果てぬ夢を 灯火に見ゆ

11.28 家の近くの紅葉

燦然と 夜に輝く 紅葉(くれは)かな
思い耽りつ 暫し見上げて

12.3 日当直

ぐるぐると 医者は駆けるよ 日当直
 ふと外見れば 夕日差し込み

12.9 一人カラオケ朝帰り

ラウワンで 一人カラオケ 時忘れ
タクシー拾い 朝帰りなむ

12.29 コミケ初日

年の瀬に 有明の空 夢満ちて
意気軒昂も 海風そよぎて

ーーーーー

2018年

1.1 元日日当直

年明けて 征くぞ元日 仕事初め
街の平和は 俺が守るずぇ

1.2 当直明けの初夢を思い出して

直明けに 雑煮頬張る 新春の
初夢美人に 頬緩むかな

1.16 当直、静かな夜に

ありがたや しじままどろむ 冬夜かな
 これ幸いと 惰眠貪り

1.23 村上帰り、雪の橋を歩いて渡る

白染めの 橋に踊るは 冬童
あとは野となれ 山となれよと

2.2 冬の鬱時空

ひらひらと 雪舞う朝に 喜べば
降雨に消える 冬景色かな

人の夢 儚きと詠む 寒空に
四季は巡れど また戻り来ぬ

2.16 ブラザーのニューベビー誕生に

新春に 生命(いのち)芽生える 慶事かな
待望の瞬間(とき) 奇跡叶いて

3.4 午後起き

春眠や 床を這い出て 午後四時半
 朝昼飛ばし 夕陽迎える

3/7 祖母逝去

見上げるは 西天冬空 送り火を
去り逝く君の あはれなるかな

寒空に 掛かる大橋 黒曜石
暖かき愛 天涯を越え

ーーーーーーー

恋の終わりは唐突に。
あんなにも愛し合っていたのに、夢幻だったのだろうか。
そんな辛い辛いお別れあり、そして感情のトンネルあり。
人生で最も気持ちの落ち込んだ1年だったかも知れない。
浪人時代の「不安」に対し、この年は「悲しみ」でした。
2018年度、後は浮上するだけ、だったらいいですね。
「喜び」の2018年でありますように。
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詩集2016.4-2017.3

2016年度の詩の総集編。
研修医二年目の足跡がここに?
暇な方はもしよろしければご笑覧を。

ちなみに以前のはこちら:

詩集2015.4-2016.3
http://zenon.jugem.cc/?eid=5886

詩集2013-2015.3
http://zenon.jugem.cc/?eid=5775

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2016年

4.18 しろわいん氏に捧ぐ都々逸三連 with 鳥海山「春宵一刻」

高校来の 大親友と
ほろ酔い混じりの 長電話

誰ぞ喚んだか 酒鬼のお供に
電話の先の 大親友

お酒と友と 積もる話に
春宵一刻 華が咲く

4.23 内科研修も終盤

侘しくも 卯月平和な 昼下がり
 土曜職場ぞ 静かに微睡(まどろ)む

5.2 マザー牧場

房総や 春風薫る まどろみに
揺れる車内で 肩を寄せ合い

五月晴れ
牧場(まきば)の空と
ジンギスカン
頬張る君に 笑顔溢れて

6.9 この時期に蝉の音を聞く

蝉の音や 夏待ち切れず
露出(つゆい)ずる
水無月初旬 ツクツクボウシ

6.29 石神井公園にて

笹の葉や 願いを載せて
さらさらと
石神井池の 風に遊びて

7.1 自作英語ポエム+ソング

O'er mountains high our paths have lead,
so much the pain, now memories of old.
Ten thousand miles our feet has tread,
through wind, through rain, through heat, through cold...
Through wind, through rain, through heat, through cold.
"All toil shall end," we've always said,
however far apart, our spirits still bold.
"Yes but 'till when?" sighs our shaking head,
bitterness deep in heart, still to behold...
Bitterness deep in heart, still to behold.
To valleys deep the road lay ahead,
league after league, eyes ever blindfold.
As we drag on like walking dead,
ever the fatigue, suffering manifold...
Ever the fatigue, suffering manifold.
Yet we believe with souls bleeding red,
there will be chance, to break the mold.
The time shall come for hope to spread,
and one day we'd dance, through fields of gold...
And one day we'd dance, through fields of gold.

7.11 777で揃えてみたw

紫陽花の 句も詠まぬまま
七月よ 七面倒に 七転八倒

7.27 長梅雨でした

蝉の音や
増えど増えども 梅雨明けず
梅雨入り前の あの蝉いずこ

7.29 楽しかった精神科研修終了

梅雨明けて
二ヶ月過ぎし ゆめうつつ
まどろみゆきて 夏は訪れ

8.4 父子酒

サシ向かい 夏の夕暮れ 父子酒
仙禽一聲 呑み干す気持ち

8.8 親子鍋@赤から、親父殿の作

汗たらり 美味さ格別 親子鍋

8.12 コミケ初日、午後はメリサを羽田で見送り

蝉の音や コミケ彩る 交響曲
夏の祭典 宴始まる

西の空 君を見送る 夏蛍
半月先の 再会思ひ

モノレール 夏の水面ぞ 流れ行く
思い耽るは 江戸の黄昏

8.22 夏燗酒

夏燗酒 五臓六腑に 沁み行かば
中野の夜に 酒唄を
山抜く力(りき)も 世を蓋ふ気も
艱苛の終に 尽き果てば
筆は奔らず 血肉は沸かず
衰え枯れた 酒唄を
豪侠一人 剣ぞ折れり
文や汝を 如何せん
覇王別姫の 覚悟すらなく
志なき 酒唄を
夢今まさに 破れた敗残
七逃げ人の 悲哀ぞ噎(むせ)ぶ
猿死に餓鬼ぞ 七朝八朝
泣き父泣き母 酒唄を
死ぬ勇気すら 無い半端者
生きる価値すら 見失う夜
夏燗酒 のらりくらりと 明日もまた
管巻く俺の 酒唄を

10.11 愛する君に 捧ぐ酔(よい)歌

酒呑まば 秋の夜長に 君の貌
酔わばさしずめ 呉王夫差かな
西施の笑みに 心狂いて
臥薪艱難 忘れ去り
かの蒼天を 思い仰げば
頬を掛け抜く 江東の風
安堵一息 吐く心地
酔い醒めて 尚も輝く 君の貌

11.20 某所日本酒会にて、シャトーブリアンも

晩秋や 珍味繚乱 舌鼓
道楽尽くしに 酔いてをかしき

11.28 病院見学で運命を悟る

吾れが代は 八千代に千代の 巌成し
玉に磨きて 苔ぞ生さざる

2017年

1.4 題:皮膚科医の悪夢(怪物くんの替え歌で)

カーイカイカイ カーイカイカイ
不快 不愉快 疥癬くんは
角質ランドのプリンスだい!
イベルメクチンには弱いけど
黄ブ 溶連 なんでもこーい なんでもこーい
トンネル 堀り掘り ピキピキ ドカーン
たちまち 卵が 大孵〜化〜

1.8 親友の御結婚に寄せて

めでたきは 睦月門出の 夫婦かな
親しき友よ 永く幸あれ

3.5 新居決定

夢見月 八千代の空に 昇り出で
春は曙 訪れ近し

3.22 最後の神内CPCを終えた後、都々逸三連

永き道程 歩んだ末の
桜の頃の 酒の味

英語の通訳 お願いしますと
酔いどれ医者が 頼まれる

病院ぐるみで この藪医者を
信じてくれて ありがとう

3.29 誕生日に引っ越し、新たな門出

夜桜や 門出新たに 三十八歳(みそやとせ)
幸多かれと 天ぞ仰げば

3.31 勤務最終日

いざさらば 弥生の空も 暮れ行けば
数多の愛に 押されつ先へ

ーーーーー

 この一年は俺の進路が決定した激動の一年でした。
 詩の内容から、感情の起伏の激しさが解りますな。
 まぁ基本、メリサが隣に居れば幸せでしたが(ノロケ)。
 こうして最終的に、俺は皮膚科医となるのでした。
 さて、2017年度は、どんな詩模様を見せるのかな。
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詩集2015.4-2016.3

2015年度の詩の総集編。
仕事に恋、喜びと悲しみ、希望と苦悩。
研修医一年目の様々な感情が詰まっています。

暇な方はもしよろしければご笑覧を。

ちなみに前年度のはこちら:

詩集2013-2015.3
http://zenon.jugem.cc/?eid=5775

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2015年

4.4 千葉は確かに遠いけど、今はこの痛みすら愛おしい

紅顔の 人面桃花 相映し
酔仙笑みて この文心

4.15 病院へ行く道中、桜花の散り際

桜花舞う 小路を抜けて 病院へ
 弥生葉桜 散り際見事

5.2 千葉からの帰り、暗夜行路

朧月 恋路遥かな 帰途侘びし
 暗夜行路に 夢を想ひて

5.8 行きつけの店で、ひとり酒

【都々逸】

稼いだカネだ
文句あるかよ
豪気に管巻く
ひとり酒

5.21 夜間当直中、新宿方面を眺め

不夜城の 明かり遥かな 夜の空
  光の許の 日々ぞ懐かし

5.28 都々逸、二連発/題:おかしいよ!DPC!

高い医療費 倹約励行 患者の命 そっちのけ
患者のために 手を尽くしたら 病院経営 火の車

7.2 呑兵衛都々逸

今日頑張った 八面六臂
息巻く時の 酒の味

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
酒さえあれば くだを巻く

7.26 千葉への道中

夏来たり 水面(みなも)輝く
江戸の海
君の笑顔に 心躍りて

9.12 麻酔科で悪戦苦闘中

修行とて 女心と 秋の空
 染めても残らぬ 阿斗の白絹

→助けて!水鏡先生〜ッ!
 やってきたのは酔狂先生とかw
 ・・・駄洒落かよッ!

9.13 愉しい光陰駆け去りて

秋天の 雨後に戦慄く 花蕾かな
 月の宴ぞ 終に果てぬる

10.1 シンガポールにて

常夏の 南洋グルメに 舌鼓

10.30 ハロウィンを前に

悪戯しない 大人主役の 万聖節ぞ いとをかし

11.23 恋人の大学を訪れて

曇天の 秋枯れ行きぬ 学び舎よ
過ぎ去りし日々 思ひ馳せ行く

11.27 晩秋、閉塞感に気が滅入りそうなとき

朝露や 払い進めど 霧深し
秋暮れ往くも 果ては見えねど

12.1 ホームパーティーの翌朝

ところがどっこい
 今日も今日とて
 時間通りに 出勤だ

12.5 直明け

直明けや 冬の朝陽ぞ 眩しけり
半目で仰ぐ 空の蒼さよ

12.6 親父殿と三ノ輪橋にて

下町の 薫る風情ぞ 三ノ輪橋

12.22 そーすい氏、ムナカタ氏と家宴

DPerや 三人寄りて 冬宴

12.23 ミナミルミにて

冬夜空 ぼんやり照らす ミナミルミ
数多諸人 こぞりて憩い

12.25 メリサ、台湾へ発つ

冬来たり 飛び立つ君は 渡り鳥
 見上げる先に 西南の空

12.26 京都・滋賀にてday1

あの日あの時 あの山越えて
佇むかつての 我が家かな

新快速 かつての最寄り 過ぎ去りて
嗚呼ただいまと 思わずこぼす

12.27 京都・滋賀にてday2

近江滋賀 あの娘を思ふ 旅の空
共にいきるを 願ふ日々かな

ーーー

2016年

1.6 メリサ、日本に戻ってくる

君戻り 笑顔咲きたる 春隣

2.7 当直ネタで替え歌

(Dragon Night の音楽で)

今宵は月に1度伝説の 救急当直が忙しい夜
終わりの来ないような外来が 今宵が明けるまで続いてく hey

人はそれぞれ苦しみがあって 
 病院に来るのは仕方ないのかも知れない
だから皆が苦手な「Psy」も
 Psyなりの理由があると思うんだ

(救急車を絶対断らないあなたのオーベンの名前)ナイト×3
今宵 患者は嵐のように来るだろう

ムコスタ スクラルファート ファモチジン 
今宵 患者は漣(さざなみ)のように帰るんだ

(全部胃薬な件www)

3.3 虫垂炎手術翌日

手術終え よろこびあふれる 屁の音ぞ
腹を切られる この心地かな

3.5 啓蟄

啓蟄(けいちつ)や 我が下腹(したばら)の 虫はなく

3.18 国試合否発表日

春くれば 曙きたる ハレの日よ
あの日あの場所 あの高鳴りを

3.29 誕生日当直、雷雨止み

雷雨止み 雨後の筍 湧き出ずる

3.31 年度末

夜桜や 中野通りに 乱れ咲き
万華絢爛 門出祝ひて

ーーー

 研修医1年目として実にイベントフルな一年でした。
 ストレスフルな一年でもありました。
 手術も経験し、本当に苦しみ抜いた一年だったかも。
 でも、最後まで何とか進んで来られました。
 周りの皆様に感謝、ですね。
 研修医2年目は一体どんな景色が見えるのでしょうか。
 願わくは、もっともっと素敵な一年となりますように。
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詩集2013-2015.3

 今まで書いて来た詩の総集編。
 自分用記録ってことでね。
 良かったら御笑覧下さい。

−−−

2013

11.10 付き合い始めたばかりの恋人を東京に置いて滋賀へ発つ

I have to leave my love today,
although we still had lots to say.
Between us now the long miles lay,
until our next reunion day.

The lovely maiden fair away,
my love for me a shining ray,
the darkness now remains to stay,
until our next reunion day.

Hard labour lies before our way,
may we pass them safe I pray.
Happiness awaits us in array,
beyond our next reunion day.

Though leaves are brown and sky is grey,
my heart shall never turn astray,
until our next reunion day,
beyond our next reunion day.

11.29 卒業試験(再試)全終了

秋晴れよ 輝く蒼穹 なお高し
心躍りて 千里を馳せる

12.22 クリスマスを前に、遥か東京の恋人を想う 

春想ひ 時雨心地の 師走かな
 聖誕節の 空よ遥かに

三千世界の 烏合を払い 必ず主と 添い遂げる

−−−

2014

1.1 料理の上手な友人宅にて新年会

  師走暮れ 午年睦月 明けにけり
   走り止まらぬ 夢掴むまで

  明けてめでたき 午年睦月 倖せ運ぶ
   ・・・旨い物ぉ〜♪

2.13 国家試験終了後、稲荷山へ御報告

如月の 初午(うま)馳せし 稲荷山
望み叶ひて 天照らすまで

2.17 滋賀から東京へ引っ越し、恋人との再会

春近し 名残り惜しきは 鳰の海
縁(えにし)交わり 思ひ出数多

I'm going to meet my love today,
no matter how long the miles may lay.
With spirits high, I'm on my way,
'cause now it is reunion day!

The lovely maiden fair away,
my love for me a shining ray,
bound to her my heart shall stay;
I have never turned astray.

Great labour completed this very day,
the time has come, and I shall say,
"Happiness awaits us in array,
far beyond this happy day!"

Though leaves are gone and sky still grey,
my heart rejoices yelling hurray,
'cause now it is reunion day!
The spring has come this happy day!

3.9 卒業式のため、滋賀へ行く

縁(ゆかり)無き地に 足跡刻み
 四年半後の ハレの日よ

3.10 ホワイト卒業式

卒業式 弥生の宴 雪月花
感謝喜び 思ひ出ぽろぽろ

3.11 卒業式終わり、東京へ戻る

春爛漫 旅路に酒と 京番菜
ほろ酔い目出度き これぞ道楽

3.14 ホワイトデー

弥生雨 昇る雲間に 文心

3.18 医師国家試験落第

春嵐 霞が関に 梅花散る
(合格の場合、下の句は「桜咲く」を予定していた)

3.29 恋人と過ごす誕生日

男一匹 三十五年 待ちに待った
・・・春が来たぁ〜♪

4.2 恋人が俺の実家から学生寮へ引っ越し

弥生暮れ 夢想散華 口惜しや
来春思ひて 露ぞ流るる

4.3 恋人の部屋だった場所に、元の主、俺が戻る

空き部屋に 君の残り香 散り桜
あはれ卯月や 雨情寂しき

4.4 デート

春花咲く 君の笑顔が 眩しくて
倖せ逢瀬 時間よ止まれ

4.19 恋人と勉強デートの移動中、桜の木に囲まれ

花吹雪 桜散りても 葉は残り
次の桜を 君と育む

4.28 インフルエンザから回復

 病魔去り 征かん皐月の 巻き返し
  不撓不屈の 決意新たに

5.24 学校の遠足旅行へ行った恋人を想って

 五月晴れ 箱根芦ノ湖 海賊船
  揺れる心ぞ 近うて遠し

 雛罌粟や 覇王別姫 富士樹海
  杞憂なれども その身を案じ
*)雛罌粟=ひなげし
  別名:虞美人草
  5月の季語で「コクリコ」とも読む

5.30 恋人に短歌をせがまれ、3分で詠んだもの

  恋心 皐月暮れども なお熱く
   滾る血潮ぞ 果てることなし
(英訳)
  My loving heart,
   though May is waning, still burns hot.
    My blood boiling, quenches naught.

6.30 6月っぽいエロ和歌を詠ってみた

 ほたる舞い 雫したたる 八仙花や
  梅雨の夜風に 薫り立つほど 
*)八仙花=あじさい(紫陽花)の別表記

7.28 雷を聞いて

天翔(あまかけ)る
通り雨無き 雷鳴よ
疾風怒濤の 吉兆と見ゆ

8.13 恋人との一周年記念デート、浅草にて

なつかしき 去年吉日 恋実り
合縁奇縁の 縁(えにし)あらたに

10.13 下の二つの和歌は相関している

芙蓉花 御影(みかげ)想ひて 恋し秋
明日も朝夕 一途に励まん
*)芙蓉(ふよう)は朝に咲いて夕に萎む一日花

猩々木 天の祝福 祈りつつ
累月越しの 良き一報を
*)猩々木(しょうじょうぼく)=洋名「ポインセチア」
  花言葉は「祝福」

10.29 木枯らしが吹く

木枯らしや 人肌恋し 冬こいし

11.1 前日は万聖節(ハロウィン)

「かそう」かな 
夢か現(うつつ)か 万聖節
 俄(にわか)仕込みに 文化伝うか

 悪戯脅し お菓子をせびる
どちらも断りゃ こどもなく

12.29 年の瀬、予備校で勉強を続ける

年の瀬に 明日の陽を待つ
蛟(みずち)かな
桜花彼方に 虹の架かるを

12.31 国家試験、筋肉で受かれば良いのに

筋肉や 春夏秋冬 明けて暮れ
首胸腹背 腕脚マッチョ!

−−−

2015

1.25 国試会場下見

冬将軍 なにするものぞ この一戦
大いに襟を 正して挑まん

2.5 合格を祈願して

雪風や 東都の明日を 迎えけり
沈まぬ丹陽 昇るその日を

3.3 この一昨日に結婚された友人へ

弥生初(そ)め 絢爛披露宴 幸多し
門出目出度し 絆愛でたし

3.16 この昨日、恋人が大学院入学のため千葉へ引っ越し

 千々の葉や 春風吹きて 又た生えん
     嗚呼蘇ん 我らが日々よ

3.18 医師国家試験、合格

春雨止み(しゅんうやみ)
新高山に(にいたかやまに)
陽が昇る(ひがのぼる)
終ぞ新芽の(ついぞしんめの)
世に露わるを(よにあらわるを)
(英訳)
The spring rain settles,
and the sun rises on Yuishan's peak.
At last the new sprout,
now is shown for the world to peek.

3.26 恋人の下宿へ遊びに行く

憂き忘れ 浮かせる春に あいにいく
遥か旅路も 苦にならざりし

3.31 仕事前夜

夜桜や 月下中野に 乱れ舞い
十年節目の 想いめでたし

−−−

 2013年の卒試から国試への心情、2014年の悔しい思い、
そして2015年3月の歓喜の瞬間までの流れが蘇ります。
 本当に、苦しみ抜いた1年半〜2年だったかな。
 でも、苦しみの中にも幸せな瞬間があったりして、どんな時でも
人生捨てたモンじゃないかなぁと。
 今はとにかく全ての人に感謝したい気持ちです。
 本当にありがとう。
 さて、ここから俺の人生、どうなるのかな。
 そしてどんな言葉が俺の脳裡に浮かぶのだろう。
 ここから、新たなスタートです。
チャンプ(−O−) * 詩集 * 14:41 * comments(0) * trackbacks(0)
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