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一番可哀想なのはアニメーターさん

「進撃の巨人」内容異なり謝罪、
福岡放送など3局で一部シーン省く。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=2421682

 アニメ「進撃の巨人」が放送局ごとの納期の関係で地域によって
作画・放送シーンに相違が生じているため、多くのアニヲタさんが
憤慨している件について。
 憤慨というか、右も左も作画批判ばかり。
 これは、一番可哀想なのはアニメーターさんだと思う。
 確かこの作品は、公式サイトで募集が掛けられているくらい参加
アニメーターさんが不足しているという事態になっていたはずで、
ただでさえハードスケジュールな上に給料が安いことで有名な職業
なのに、いつも以上に困窮した事態が容易に想像出来る。
 それでもナンとか納期に間に合わせるよう努力した結果が今回の
状況なのではと思うし、下手すれば作画の相違どころか放送自体が
キャンセルされていたかも知れないと思うと、一概に放送内容批判
を行う気にはなれないのである。
 放送内容に差をつくるくらいなら最初から1週間休みにして内容
揃えろよ、というファンも居るかも知れないが、そんなことすると
スポンサーの関係上TV局が損害を被り、そのしわよせはアニメを
製作している現場を直撃する。下手すると打ち切られる可能性すら
生じてくるし、ぎりぎりの予算で頑張るアニメ製作側に取って死活
問題となる。それに、打ち切りを喜ぶファンは存在しないだろう。
 つまり、ごく少数のアニメーターは作品の放映存続を護るため、
ファンに全ての話を届けるため、必死になって何とか最低限放送に
こぎつけるよう頑張ったのだと言える。
 それに対し、一部思慮の足らないアニヲタさんの単に要求ばかり
厳しい姿勢というのは、あんまりではないだろうか。これでは製作
している皆様があまりに不憫であり、またこうした受け手の感謝を
知らぬ姿勢は現場の士気に関わり、今後の放送に響く可能性も出る
かも知れない。
 我が国のアニメーターさんの慢性的不足は、勿論国の支援不足、
労働環境や待遇の不備が大きな原因として挙げられるが、その一方
で消費者側の意識の在り方というのも少なからず影響があるものと
考えられる。少なくとも、厳しい納期に合わせて仕事しているのに
感謝されないのでは、あまりに割に合わない、やり甲斐の無い仕事
だと思われても仕方無いだろう。
 現状では、アニメーターを志望する人間が少ないと言うのも当然
だと俺は思う。職業としての魅力は先細って行く一方だろう。
 俺がガキだったころのアニメは、それはそれは今の感覚で言えば
作画が酷いなんてレベルじゃない、そんな作品に満ち溢れていた。
 ドラゴンボールみたいな超メジャー作品だって、毎回ベジータの
髪の生え際が変わるレベルですしw
 しかしそれでも、多くの人はアニメに親しみ、今でも好意と憧憬
の対象として中身が語り継がれているのである。
 90年代後半からの粗製乱造で作品が増えるにつれ、作画に対し
異様に手厳しい評論家気取りの批評家も増えてきたように思える。
 もうそろそろ、重箱の隅を箸で貫通してしまうような鋭い攻撃の
手を緩め、作画を評論したい者であれば、どうすれば業界を護って
行けるのか、例えば作画の悪いところばかり指摘するのではなく、
作画の良い箇所を探して褒め称えるなど、プラスの表現中心に切り
変えて行くべき時期では無いだろうか。
 今回の放送内容の相違など、ああ納期が違うんだから仕方ない、
こんなこともあるんだなと、豪快に笑い飛ばせないものだろうか。
 作画に対して批判的に見るのが悪いとは言わないが、初めて観る
ときくらいは作画より中身を見て判断した方が良いのではと個人的
には思うものである。
 確かに作画のレベルが作品の面白さに与える影響というのは大変
大きいと思うが、それでも作品が面白いか否かを決める最大の要素
は脚本であろう。作画が悪くても、ある程度までならストーリーで
挽回出来るものである。逆に、如何なる神作画も詰まらない内容を
面白くすることは出来ないと思う。
 作画は、音楽で言うなら音響設備の音質みたいなものだと思う。
 どんな雑音混じりでも、神曲は神曲であろう。
 どんな高音質でも、ノイズはノイズであろう。
 「まず作画ありき」な姿勢は、アニメファンとしては損であると
俺は思うのである。
 個人的には、まず「脚本ありき」と考えるものである。
チャンプ(−O−) * mixi ニュース * 10:19 * comments(2) * trackbacks(0)

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コメント

>G3様
ご意見ありがとうございます。勿論、こうして全く
相容れない対立意見というのもあると認識していますし、
本来であれば、実は俺もそちら側に同意していた時期も
ありました。

ただ、限度があると思うんですよね。
最近の作画至上主義的な人の主張が多すぎて、見苦しいと
言うか、見てられないというか。

視聴者こそが被害者である、と仰いますが、ちょっと
考えて欲しいのは、テレビアニメというのは無料で視聴
出来るものであり、視聴者との間には信頼関係の多寡こそ
ありますが、なんら契約状態ではないという点なんです。

極端な話、気に入らなければ見なければいい。楽しみに
していた人の気持ちをないがしろにした、という批判は
あっても良いと思いますが、被害者、というのはさすがに
視聴者側の増長であろうと感じるんです。

これがDVDでも「酷い!」というレベルだったら、
それは怒っても良いと思いますが(お金払ってますし)、
TVで作画が酷かったところで、視聴者に実損はほぼ
無いと言えるんですよね。

むしろ、それにより視聴者の信頼を損なったことに対し、
製作側が出資者であるスポンサーに頭を下げる、という
のであれば、これは筋が通る話です。

なんにせよ、アニメの出来映え自体に関して製作側が
ファンに謝罪することはありますが、それは本質的には
人気維持を目的としたパフォーマンスでしかないなと
俺は思うんですよね。

まぁ、パフォーマンスでも謝罪しておいた方が体裁として
良いのは確かですけど。それで一部ファンの溜飲が下がる
効果は狙えますからね。

−−−

・・・うーむ。
アイマス2で怒り狂った俺に言えた道理じゃねーなw

まさに「お前が言うな」だ、反省。 orz

気に入らない作品は買わない、嫌いな設定は無視する、
それがファンの領域で出来る限界なんだよなぁ。
Comment by チャンプ(−O−) @ 2013/05/09 12:01 PM
一番可哀想なのは、視聴者です。

アニメータは素人の芸術家ではなく、
あくまで制作側の人間であり、
納期遅延にまつわる最終的な責任を負うべき
アニメ制作側のプロフェッショナルの一員です。
この「事件」については、制作会社、制作委員会、
放送局と共に、アニメータも視聴者に対して
頭を下げるべき立場にあります。

もちろん、送り手の間での責任追及は別途に
やって頂いて、その際に末端の現場が悪いのか否かは
問われればよいのです。
Comment by G3 @ 2013/05/09 11:01 AM
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