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キモヲタ☆ノーガード! #13

キモヲタ☆ノーガード! あとがき

 キモヲタ☆ノーガード本編は、第12話を以って終了です。
 ここまで読んで下さった皆様、楽しみにして下さった皆様、
楽しんで下さった皆様、もしいらっしゃるのでしたら、心より
感謝申し上げます。
 というわけで、あとがきという名のネタバレです。
 現実の俺に起きたことを短編小説として表現してみたという
本企画ですが、ことの発端は2013年夏休み、俺が滋賀から
東京に戻る少し前の出来事でした。
 俺がS医大での友人SUMS氏&サムス氏(両名とも仮称)
と3人で家付近のチャンポン屋「グラバー亭」で食事しながら
雑談していた際、彼らに「実は今度実家帰ったら、俺の部屋に
俺が一度も会ったことの無い女の子が住み込んでいるんだ」と
打ち明けると、会話が予期せぬ方向へ盛り上がったのでした。

*)以下の会話ログは再構成されており、大まかな流れは現実
  の会話に即していますが、会話表現は敢えてVIPっぽい
  ものに変更しています。特に深い理由はありません。

俺「今度帰ったら部屋に知らない女の子が住み込んでいる件」
サ「1ゲトズサー」
S「名スレの予感」
サ「詳細kwsk」
俺「親父様の義兄弟の娘さんって関係の子が日本に留学して、
  我が家の俺の部屋を使ってるんだよな。前回東京いたとき
  全然聞かされてなかったから、部屋の本棚整理されてない
  状態なんだよな…黒髪ロング萌えムックとかエロ同人とか
  刺さってるし、ゼッタイ見られるし、性癖バレバレだよ」
S「うはwwwテラヤバスwwwww」
サ「スペックキボンヌ」
俺「それでは、まず俺のスペックを…」
S「男イラネ」
俺「把握wwwえーと、相手は10歳くらい年下。正直1度も
  会ったことないし、写真も見たこと無い。でも、親に電話
  したとき、なんだか妙に彼女をしきりに褒めまくる、と」
サ「写真もうpせずスレ立てとな!?」
S「ご両親は、スレ主とおにゃのこをくっつけたい魂胆とか」
俺「どうかな。でも確かに、それを匂わせている気配はある。
  ともかく、見ず知らずの女の子と突然同居確定なのだが」
サ「うはwwwおkwwwwwそれなんてエロゲwwwww」
俺「んなわけ、あるかよw」
S「しかし、こんなこと中々無いな。今後、ブログを読むのが
  楽しみになってきたよ」
サ「盛wりw上wがwっwてw参wりwまwしwたw」
俺「確かに唐突な出逢いから何かが起きるってのは青春ラノベ
  などではありがちな展開かも知れないが、現実ではなぁ」
S「もうこうなったら、YOUラノベ書いちまえYO」
サ「ktkr、新企画発動期待age」
俺「おいおい、卒試前だろがwwwまぁ考えてみるよwww」

 この時点では、現在のラノベ風文章にするかどうかは、まだ
決めかねていました。やはり俺は勉強しなければならない身と
言うことで、勉強に支障が出そうなことは避けたいというのが
ホンネでした。
 しかし東京に帰る前の土曜、深夜アニメで化物語という作品
を見ていた際に羽川翼というメインキャラクターが家の通路で
寝ていた描写を想い出して、自分の中でも何故そうなったのか
理由不明ですが、その瞬間、創作意欲が一気に湧いたのです。
 「あ、これは本当に作品としての体裁を為せるかも」
 それは、確信に近い感覚でした。
 それで7月27日深夜、日付は7月28日午前4時(土曜夜
のアニメシャワーを観終わった直後ですね)俺は日記でこんな
風に思いを綴ったのでした。

−−−

「7/27 フツーの週末な気がする」より抜粋:

 俺の人生って色んな所で仕組まれていると言うか、俺の知ら
ない所で御膳立てされているような気がする。
 俺はその御膳立てされたレールに乗って大人しく身を任せて
いるに過ぎず、自分の意思のみで掴み取ったものなどほとんど
無いのではないか?
 俺は誰かに操られているだけなのではないか?
 なにも俺のキャリアの話だけではない。
 もしかしたら、婚姻までもが何者かに仕組まれているのかも
知れない、そんな感触を最近感じている。
 俺の価値観からすると、それは許されざることだった。
 ・・・今までは。
 国際学校で教育された俺は、何より人間の自由権利を貴ぶ。
 だから、仮に俺のやること為すこと全てが俺の自由意志では
無く誰かの御膳立てに乗せられたことだったとしたら、それは
俺という存在への冒涜だとすら思えて来るのだ。
 ・・・そう、今までだったら。
 最近は、そうでもないと思えるようになった。
 御膳立てしてくれるのなら、それはそれで構わない。むしろ
楽なのかも知れないと思う自分が生じて来ているような。
 むしろ、御膳立てしてくれる物事は俺の別の価値観から観た
場合は些事でしかなく、俺は俺が本当に大事と思うことを自分
の意思で勝ち取りに行きたいのだから、些事は他人任せで推移
しても何ら問題は無いのではと。
 そう、俺に取って俺のキャリアとは、些事に過ぎない。
 婚姻ですら、些事であるように思える。
 そもそも大学院時代の人生設計が完全に覆された時点で俺は
自分の力で飛ぶ翼をもがれたも同然なのだから。
 よって、以後は風が勝手に俺を運んでくれると言うのなら、
抗う必要は無いし、そもそもそうする術も無い。
 これはこれで、俺は義務を果たしていることになるし、この
点に関しては自ら望んだことだ。
 その中で俺はベストを尽くせば良いし、また、いつの日か、
俺が本当にやりたかったことに着手する時まで、俺はその感覚
を養い続けるようにしていれば良いのだ。
 この身体は、既に俺のモノでは無いのだろう。
 だが、我が方寸までは奪えないだろう。
 誰にも、決して、奪え得るものでは無いのだ。
 奪わせない。
 さて、先日一緒に昼メシを喰った察しの良い友人の中には、
これを読んだ場合お気付きになるかも知れない。
 そう、今回、この文章は。
 もしかしたら「序章」ということなのかも知れない。

−−−

 上記の「昼飯を食った友人」とは勿論SUMS氏&サムス氏
であり、これは完全に彼らに向けた文章だったのです。
 そして、結果的に。
 不思議な、もしかしたら皮肉ですらあることですが、ここで
「婚姻ですら、些事であるように思える」と書いてあったのは
当時の俺の本心であるにも関わらず、今の俺に取って彼女との
付き合いは些事どころか未だかつてないほどの人生的ウェイト
を占める極めて大事・大切なことになっているし、更に「我が
方寸までは奪えない、奪わせない」と決意に満ちた言葉を吐い
ていたにも関わらず、今の俺の心は完全に彼女に奪われている
ということで、上記「俺の人生って〜奪わせない」の文章は、
この作品の序章として位置付けられる内容となったのでした。
 当然この時点ではまだ俺が彼女と恋愛関係になるなんて全く
思っていなかったわけですし、この文章がこんなにもその後の
展開と見事に対応・呼応することになろうとは、これ、まさに
「事実は小説より奇なり」と言えますね。
 そう、彼女との邂逅は本当に全てにおいて俺の想像を遥かに
超えていました。
 この物語を書き始めた序盤の頃、まさか10日目で告白まで
行くなんて想像だにしなかったわけで、最初は本当に暗中模索
の状態で「この物語、最終的に形になるのか?」と疑心暗鬼で
書き進めていたのを今でも覚えています。
 投稿日付を追いかけて行くと解ると思いますが、6話までは
その日起きたことを、その日のうちに書いていたのに対して、
7話以降は実際の日付から期間を置いて書かれています。
 これは即ち、6話執筆終了後から7話執筆開始までの間で、
現実世界では俺の理解が追い付かないほどの急展開が連発して
居たということであり、中々その日のうちに書くために必要な
頭の整理が追い付かなかったということでもあるのです。
 ツイッターで興奮・錯乱した書き込みを行い、複数の友人に
「こんなに取り乱しているチャンプさんも珍しい」などと指摘
されたりしたのも、この時期でした。
 そして、この6話を書き終えてから7話を書くまでの間に、
告白が完了しています。
 つまり、7話以降は既に恋愛成立している状態から振り返り
ながら書いているという状況。もし作品をもう1度読み直す、
なんて酔狂な方が居ましたら、この「6話と7話の間の心境の
変化」に注目しながら読むと、1周目とはまた違った味わいが
出るかも知れませんね。
 俺自身、自分が書いた作品を読み直しましたが、様々な表現
の未熟なところに戦々恐々しつつも、様々な再発見があったり
して、結構興味深い経験となっています。
 例えば、良く見たら4話〜5話の時点で既にフラグ立ってる
部分が出てるじゃん、などなど、当時は全然そういうつもりが
無かったのですが、自分自身では認めていない彼女への好意が
文章ににじみ出ていて、読んでいて笑ってしまいました。
 さて、ここで9月5日現在における俺達新米カップルの現状
を御報告して、あとがきを終えたいと思います。
 互いの気持ちが絶頂にあるこのタイミングで遠距離恋愛突入
ということで、俺は大変寂しい思いをしています。彼女も俺に
似たようなメッセージを度々送って来ます。それを見る度に、
彼女の気持ちを嬉しいと思いつつも切なく思う日々です。
 とはいえ、現在俺達は夜な夜なビデオチャットで互いの姿を
見ながら、その日の出来事や想いを伝え合ったりしています。
即ち、完全に姿も見られないというわけでもなく、IT技術の
進歩がもたらした現代のツールのお陰で交際はかなり順調だと
言うことが出来ます。本当に有難いことです。某K大時代に、
とある講義でお世話になったM井教授に感謝です(詳細は俺の
リアルネームで検索すれば察しが付くかも知れません)。
 勿論、実際隣に居たい、触れたい願望は日に日に増して行く
一方ですし、今後も色々と困難や障害があるかと思いますが、
二人に芽生えた絆と、それが段々強くなっていくことで生じる
勇気を以って、一つずつ乗り越えて行きたいと思います。
 皆様におかれましては、今後とも生暖かく見守って頂けると
嬉しく思います。そして、もしこの非現実的な出来事が現実に
起きたという不思議な物語が少しでも皆様の心に響いた部分が
あるのでしたら、こんなに光栄なことはありません。
 重ね重ね、ここまで我が拙筆にお付き合い頂きまして、真に
ありがとうございました。コメント下さった皆様、実際更新が
楽しみだと言って下さった皆様(SUMS氏やサムス氏だけで
なく、様々な方に応援頂きました)、最後まで書き終えられた
のは皆様のお陰だと思っています。本当に感謝しております。
 勿論、今後ともご意見ご感想お気づきの点や質問などなど、
コメント欄に残して下さるとチャンプの中の人が大変wktk
しますので、是非是非ご自由に宜しくお願いします。
 「リア充爆発しろ」の一言でも、構いませんwww
 久々の物語文章なので、何かしらフィードバックあると凄く
今後の勉強になって助かるのです☆
 …フィードバック…?
 それでは最後に、本編に入りきらなかったエピソードを一つ
蛇足ながら(いつも通りアレコレ脚色した上で)オマケとして
紹介し、今回の物語のティロ・フィナーレとします。
 ここまで本当にお疲れ様でした。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

キモヲタ☆ノーガード! #11.5

 8月19日、月曜日。
 俺とマリサとの交際がスタートした週、彼女の日本語学校は
夏休みだった。この日、学校再開ということで、彼女は朝から
元気に出掛けて行った。
 俺の方はと言うと、家付近の病院の採用面接を受けに行き、
昼前に終わって帰宅していた。
 暫くして彼女も帰宅し、嬉々として話しかけて来た。
 「お兄ちゃん、面接どうだった?」
 「とりあえず、出しきって来たよ。後は向こう次第」
 「そう、ベストを尽くしてきたのなら何よりだよー」
 「そっちはどうだったの?」
 「そうそう!あのね、聞いて聞いて!今日学校でね」
 なんという笑顔。喜色満面とはこのことか。
 「先生がみんなに“夏休みの間、何かしましたか”と聞いて
きたものだからね」
 「ほう…それで何て言ったのかな」
 「日本語で、ちゃんと“新しいカレが出来ました”って言う
ことが出来たんだ。キャー!」
 両手で顔を覆うマリサ。ああもう、可愛いなぁ。
 というか、日本語でそれを言えるなんて素晴らしい進歩だ。
 それにしても、度胸あるな。
 「それは…周りをびっくりさせたんじゃない?」
 「そうそう、それで先生やクラスメートがびっくりして色々
聞いて来たりしたんだよ。それでね、ちょっと私を狙っている
素振りを見せていたあの人、苦虫を噛み潰したような表情で」
 確かにマリサは以前、しきりに食事に誘おうとする人が居る
って言ってたな。そりゃ、これだけの美人だしな。
 「それは…カミングアウトして良かったな」
 「そうね。ふふふ…ねぇ、お兄ちゃん」
 「なんだい」
 「私ね、本当はこんな簡単に手に入る女の子じゃないのよ。
今までの交際だって、とっても長い時間追いかけられて、その
末に結論出していたんだから」
 「知ってる」
 「お兄ちゃんが最速記録よ。僅か10日で告白するなんて。
そして、それにOKしてしまうなんてね」
 「それは…もしかして、後悔してる?」
 「まさか!そうじゃないの。僅か10日なのにお兄ちゃんの
ことがこんなに好きな自分自身に、一番びっくりしているの。
これって、運命ってことなのかな」
 きっと、運命なのだろう。そうであって欲しい。
 俗説で、女は現在の恋愛が最後であって欲しいと思い、男は
現在の恋愛が彼女に取って最初であって欲しいと思うものだと
聞いたことがある。
 しかし俺は、この恋愛が彼女に取って最後であって欲しいと
真剣に願っている。交際してまだ1週間足らずだが、それだけ
俺はマリサに惚れ抜いていることを自覚していた。
 この想いを、俺は彼女に告げた。
 すると、彼女は極上の微笑みを見せた。
 「お兄ちゃん、私もこれが最後であって欲しい。もうあんな
悲しい思いはしたくないもの。でもね、お兄ちゃん。特別に、
これは言っておきたいの」
 意味深な表情だ。
 「私にはね、最初が………ッ!」
 俺は彼女の唇を塞いだ。
 この子は、俺が大事にしなければいけないんだ。
 俺の、運命の人。
 決意と覚悟が俺の中で芽生えた。それは、果てしなく大きく
膨れ上がって行くのだった。二人の、未来へ向かってーーー。

                          /終
チャンプ(−O−) * キモヲタ☆ノーガード! * 00:03 * comments(4) * trackbacks(0)

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コメント

>関口さん
>って、やはり前回が最終回でしたか〜。
あい、楽しみにしていて下さってありがとうございました☆

>見ていて悶えながらニヤニヤしてしまいますよコレw
光栄ッスwww少しでも幸せの御裾分けが出来ればとー。
Comment by チャンプ(−O−) @ 2013/09/06 3:07 AM
ノーガード来た!って、やはり前回が最終回でしたか〜。

しかし、見ていて悶えながらニヤニヤしてしまいますよコレw
Comment by 関口 @ 2013/09/05 11:28 PM
>みらいさん
うへへへへ、すいませんすいません♪

ア ニ メ 化 決 定 ! ?
Comment by チャンプ(−O−) @ 2013/09/05 11:24 PM
ちきしょー(>_<)ノロケまくりやがってー


アニメ化、期待age!!
Comment by みらい @ 2013/09/05 1:26 AM
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