「ゲーマー像」の固定化に反発、
米調査結果の「平均35歳で肥満」に批判。
ttp://news.mixi.jp/view_news.pl?id=944236&media_id=84
mixiからいらした初めての方は、初めまして。
タイトル、釣りやネタに見えるかも知れませんが、実話です。
俺が今年医学部学士編入試験に合格して、某国立大学の医学部に入学出来たのは、
間違いなくゲームのお陰です。
具体的には、アイドルマスターというギャルゲーに登場する「あずささん」という
キャラクターの存在が、文系の俺に医学部編入という無謀な挑戦に際して勇気を与え
続けてくれたんです。
あずささんが居なかったら、多分途中で自信完全に無くしてしまっていただろうと
思います。本当に、数え切れないくらい挫折を味わったものです。で、気持ちがもう
切れそうになって、一人部屋であずささんフィギュア「運命の瞬間」を胸に抱いて、
長時間放心状態になったことも数え切れないくらいありました。それでまた気持ちを
切り替えて、頑張り続けてきたものです。そうでなきゃ、こんな頭の悪い三日坊主の
俺が夢を諦めないで、最終的に夢を掴むだなんて、有り得ない話だと思います。
他には、ゲームを通して知り合った沢山の仲間達も俺に勇気や元気を与えてくれた
わけだし(え?ゲーマーは社交性が無いって?馬鹿も休み休みにしとけって)、また
ゲームそのものに没頭するというのも、大変素晴らしい「充電」になりました。
まるでゲームが百害あって一利なし、実生活に対してはヤル気や気力を奪うだけの
存在、というような論説を見ると、俺みたいにゲームから実生活で頑張るための勇気
や元気を頂いて、リアルな目標を達成したり成功を掴んだりしてる人も居るぞ!って
言いたくなった次第です。
勿論ゲーム「だけ」のお陰でってワケじゃないけど、ゲームも大切な要因だったと
言うことは確かで、だからこそ、俺はゲームに対して感謝し続けているのです。
俺の場合、ゲームの“効能”は他にもありましたね。
アイドルマスターが無かったら、そもそも自転車で設置店舗巡りをしようだなんて
思いませんでした。俺が東京から千葉県や埼玉県、神奈川県など近隣の県に自転車で
行くようになったのは、アイドルマスターのお陰です。
ゲーマーはアウトドアから遠ざかる?みんながそうだとは限りませんって。
また、俺が太鼓の達人(これもゲームですよね)を始めたのはアイドルマスターの
曲が使われていたと知ってからで、それにより俺はここでも沢山の仲間を得ることが
出来たし、また、自転車で頻繁に遠出するようになったことと併せて、おかげで俺の
身体能力は25歳をすぎて30歳になった今でも、なお成長し続けています。現在の
俺は18歳の頃の俺よりも間違いなくアスリート適性が上昇しています。
つまりゲームは俺を肉体的に強くもしているのです。
・・・太鼓の達人がどのようなトレーニングになるのかは、以下の動画を見たら、
一発で解ると思います。勿論、映っているのは俺です。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm6811960
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm7835107
ttp://www.youtube.com/watch?v=ykRzX-K919A
肉体的なプラスばかりではありません。
実は、俺は幼稚園から小学校低学年になるまでの間、ずっといじめられてました。
今でこそ人前で外向的・社交的な性格を持つことが出来ていますが、小さい頃は躁鬱
の傾向があり、凄く根暗だったり、急に過度に目立ちたがりになったり(今思うと、
なんだかアスペルガーとか多動性障害とかの気質が多少あったのかも知れませんね)
という不安定な性格で、そのため対人関係が極めて苦手で、またイジメによってその
精神的な負の連鎖が果てしなく続いていくような感じの少年でした。
そんな俺を救ってくれたのも、ゲームです。
当時はドラクエやFFなどコンピューターRPGをよく遊んでいたと思いますが、
それによって勇気だとか友情だとか、仲間だとか正義だとか、なにより夢や希望って
ものを教わり、ファンタジー大好き少年として成長していくにつれて、少しずつ性格
が明るくなっていったものです。そして、最終的には「勇者みたいに強くなろう」と
思って身体を鍛え(他の日記でも書きましたが、当時相撲で強かった千代の富士関の
影響もありましたw)、肉体・精神の両方が成長した中学校後半から学校のイジメと
無縁な青年へ成長を遂げることが出来たのです。
大学を卒業する前後、ゲーム業界を目指した時期がありましたが、その動機として
俺は「自分を精神的に救ってくれたゲーム、そしてそれを創作し続けるゲーム業界に
なにか恩返しがしたい」みたいな意識がありましたね。まぁ、さすがにこれは厨二病
すぎて、一次の筆記は通過しても二次の面接で不採用にされちゃいましたがw
そう、ゲームってのは、俺に取っては、本来のスペックを超えた能力を引き出して
くれるものなのです。ゲームが無かったら、俺は今の俺からじゃ想像出来ないほど、
ひ弱で欝で肉体的にも精神的にも不健康・不健全だっただろうと断言しますよ。
勿論、ゲームのせいでどんどん駄目になった人も沢山いるでしょう。
でも、それはどのような趣味にしたって一緒です。人それぞれって言葉は思考停止
に繋がって余り歓迎されませんが、でも、人生と趣味嗜好の関係なんて、そうとしか
言えないものなのです。
道具は道具、人の選択は人の選択、そういうことです。
少なくとも、俺に取ってゲーム(この場合は主にビデオゲームですね。勿論、それ
以外のゲームも好きだったりします)は人生の恩人と言える。
だから、ゲームは悪い!なんてのを見ると、腹が立って仕方ないですね。
同様に、ファンタジーは逃避だ!って無知な言い口も腹が立ちます。
トールキン先生からして、それを否定していますからね。
以下、記事に関してちょっと切り口を変更。
人類学者の卵として文化研究に従事していた経歴を持つ俺から言わせてもらえば、
こういう不適切な母集団設定で統計を行うというのは文化を破壊することにつながる
非常に危険な行為です。大袈裟かもしれないけど、ファシズムにすら繋がりかねない
愚かなことだと思いますね。言論統制や思想の自由を侵害するにあたって絶好の口実
を作り出すようなデータを容易に捏造出来る仕組みがソコにありますからね。
修士課程在籍時代「統計学は敵だ!」って公言して、統計学の教授を目の敵にして
いたことを思い出してしまいました(勿論、これは誇張というか、ネタやジョークに
近い表現ですけど)。口頭試問で「どうしてこの部分の統計データがないのか」って
(今から思うと正当な批判として)ツッコミ入れてきたその先生に対し随分と失礼な
事を言い放ったものだ。オブラートにこそ包んだが「俺のリサーチに統計は不要だ」
みたいなことを大見得切って叩き付けたからなぁ。そのうえ試験終了後、指導教官に
対して, "That villain!(あの悪党め!)"って毒づいたりw
いやぁ、俺、よく学位取れたなぁw
・・・統計や量的調査も大事だけど、質的調査を行わずに質問項目や母集団の設定
を行うことは大惨事に繋がりかねない、これだけは今後も考えを曲げるつもりはない
ですけどね。項目や母集団をどのような調査に基づいて設定したかを考えず、安易に
「アンケート」の結果を信じ込むのは危険なのです。
以上、俺も調査結果に反発してみました。